骨盤のゆがみが引き起こす悪影響とは

骨盤のゆがみの原因

骨盤がゆがむ原因は姿勢の悪さがほとんどとされます。横座りなど普段から骨盤に無理な負荷をかけるような姿勢をしている傾向があります。立つ時に片脚に重心をかけるのも歪む原因です。足を組んだりあぐらをかいたり、女性だとバッグをいつも同じ方の肩にだけ掛ける習慣なども当てはまります。椅子に座る時、体が最も楽になる姿勢をとると上半身がだらけてしまいます。骨盤を立てて座ることを意識しなかったり、日本人の体型に合っていなかったりするのが原因です。また運動不足で筋力が低下していると、骨盤を正しい位置に保てないため悪い姿勢の影響を受けやすいです。女性に限ってはホルモンバランスの変化や出産の影響で、普段より開いてしまうこともあります。しかし多くの人が姿勢が悪いために歪んでいるので、整体で正しい位置に戻すことが大切です。

骨盤のゆがみによる悪影響

骨盤がゆがめば体のバランスが崩れるので、その悪影響は全身の不調に及びます。腰痛はもちろん、腰から離れた肩や膝の痛みも引き起こします。骨盤のゆがみによって生じる余計な負荷を、腰や肩、膝などがカバーするためです。肩こりがひどくなれば頭痛も悪化します。また骨盤のゆがみが慢性化すれば、周辺の筋肉が衰えてますます正しい姿勢を維持できなくなります。猫背や太りやすさにつながり、スタイルが悪くなったり老けて見られやすくなったりします。猫背が原因で血行不良を引き起こし、肩こりや頭痛がひどくなったケースもあります。女性の場合はひどい生理痛が骨盤のゆがみが原因となっている可能性が高いです。骨盤がゆがめば子宮の血行が悪くなり、経血を上手く排出できなくなります。強く収縮して排出しようとするため、強い腹痛や腰痛が出ます。