筋肉痛の時に整体に通っても大丈夫？
筋肉痛とは
筋肉痛の原因とは運動によって傷ついてしまった筋繊維を修復しようとする時に起こる痛みと言われています。普段使わない筋肉を突然激しく使ったりすると筋肉を構成している繊維やその周辺の組織に傷がついてしまい、損傷した筋繊維を修復するためにブラジキニン、ヒスタミン、アセチルコリンといった痛みの原因になる物質が発生して、筋繊維を包んでいる筋膜をその物質が刺激する事で痛みを感じます。
筋肉痛には即発性筋痛、遅発性筋痛という2種類があります。遅発性筋痛は運動した直後や運動中に起こり、体を動かすだけではなく長時間同じ姿勢をしているだけでも起きる事があります。即発性筋痛は水素イオンが原因で起こります。
そして、遅発性筋痛は運動してから数時間から数日経った後に痛みを感じるもので、一般的な筋肉痛と呼ばれているのはこちらの遅発性筋痛のことを指します。
整体に通っても大丈夫？
筋肉痛の痛みを和らげる方法の一つとして、患部をマッサージをする事で強張った筋肉をほぐすのが良いとされています。筋肉痛の状態とは筋肉の緊張が高まっているため、整体によるマッサージを受ける事でその緊張している筋肉を和らげる事ができます。そして、マッサージにより血行が良くなり、新陳代謝が活発になる事で筋繊維の修復を早める作用があるので筋肉痛を早く治す事ができます。ただし重度の筋肉痛の場合にはマッサージを行わない方が良いので整体ではなく病院に行くことをお勧めします。重度の筋肉痛の場合には患部がただの筋肉痛ではなく損傷している可能性があるので、マッサージをしてしまうと逆に痛みを引き起こしてしまいます。
筋肉痛の場合でも整体に通う事は大丈夫ですが、その症状によっては逆効果になってしまう場合もありますので注意が必要です。その症状によって良く見極めるようにしましょう。